はじめに
名古屋駅は、リニア鉄道開通予定であり、それに伴いビルの再開発など急速に変化を遂げている。
駅を中心に商業施設等のビルが立ち並び、近代化が進み、利便性の高い街となり人々が行き交う、 賑やかな活気あるまちが形成されてる。
一方で、近代化が進んだまちは、どこでも一緒で、快適性にすぐれているが、逆に個性がなく、画一性が ますます強くなっていると思う。そして、その地域の風土・文化的な特徴を失い、その面影を一部の造形物を残しながら、文化継承されている。
それは、現代の我々日本人が、懐かしいと感じる町並み(建築・看板・ふれあいなど)が 少しずつ減少しているのが現状である。 そこで、今回の提案は、失われつつあるどこか懐かしくて、日本らしいさのある空間を演出し、 そこに住む人々、そこを訪れる人々、そして外国の方々が、日本の文化的要素や情緒を感じる 楽しい商業施設を創りたいと考えている。
CONCEPT
【橋で繋ぐ‘賑わいのある花街’を】
江戸後期から明治にかけ謳歌した花街。
街は提灯の灯りで溢れた和風建築物を照らし、
人が光に誘われ、活気ある街並みを創る。
そして、街の通りは、壱の橋、弐の橋と繋がれ、
人は期待感を抱きながら、
懐かしい風情や情緒ある街を訪れる。
GALLERY
※以下の画像はイメージです